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資産運用方法2~再出発

前から気になっていたエフナンさんの書籍『エフナン流VE(エンジニアリング)投資法』を本屋で手に取ってみました。じっくり繰り返し読んでみたいと、思わずそのままKINDLEで購入。そもそも投資歴だけは長いのだが損の繰り返し。全く才能がないとしか言いようがないですね。このまま年だけ食ってしまうのか・・・ライブドアショックの前に始めた株取引。当時はネット関連株を買うと毎日10万円ずつ資産が増えていきました。それが弾けてからというもの・・・色々な方法を試しました。初めは得意のEXCELを使って日々Yahooファイナンスからデータをクエリでダウンロードしたり、マクロでデータを解析したり、チャネルシステムなんかも自作したなぁ・・・でも結局、チャート分析系はうまくいかない。そのうち信用取引を始めてショートなんかも始めてますます深みに・・・ダメな点ははっきりしています。利益が乗っているときに利確を早くしてしまい、負け始めたら損切できなくてズルズル行って耐え切れなくなって結局損入り・・・。そもそも資産形成ではなくて『投機』になっていることは明らか。でもやめれない、中毒みたいなもの。

ずーと、ETF買っててもよかった。積立投信でもよかった。社員持ち株会でもよかった。いやそれどころか、何もしないほうがよかった・・・このまま終わるのか??自問自答してみました。いや、生涯を終えるまでにはまだ何十年もある。子供たちに何か残してやりたい。幸い教育だけはしっかり与えてやることができて2人ともしっかり成果を残して世間的にはかなり羨まれる会社に入社できています。
でも・・・自分のようにファイナンシャル・リテラシーがないのは、これからの人生決して得ではない。成人してはいるが、具体的な金銭的は財産ではなく、リテラシーを残してやりたい

一度、成り行きで投資を行ってきたスタイルを根本から見直してみよう。
まずなにより問題なのは、『投資スタイル』が確立できていないことです。結構色々、投資関連の本は読んできたが、エフナンさんの『エフナン流VE(エンジニアリング)投資法』は少なくとも現在の自分には一番しっくりくるような気がしました。そこで現在の変なポジションはまず解消して考えてみることにしました。

まず、反省なのですが、マネックス証券から過去一年間の取引データをダウンロードして振り返ってみました。
すると、2012から8年間でなんと1,400回も取引を繰り返していました。更に驚くべきことに勝率は、約70%!それにこんなに負けている・・・典型的な負け組投資家です。
次に、自分の性格を分析してみることにしました。

  • 新し物好き
  • iPhon3が日本に入ってきたときすぐにDocomoからSoftbankに乗り換えて使った。
  • 格安スマホが出てきたときすぐにiPhoneをやめてAndroidに乗り換えた。
  • AmazonFacebookもすぐに使った。(この時、AppleGoogleを積立投資していたら・・・)
  • すぐに飛びつくが徹底的に使いこなすまでいかない。深く調べない。
  • ネット好き。調べもの好き。ただし、徹底的にまでは調べない。
  • 三日坊主ではないが、何年も続くほどのめりこむわけでもない。
  • 基本的にネガティブ思考で慎重。


要するに新しい視点には飛びつくが、深堀りはせず、継続力がないということ。

  • これを投資で考えると、新しいものを躊躇なく取り入れるのでお宝銘柄を発掘できる可能性はある。
  • ただし、将来性があるかじっくり調査、極めることがないためあっさり利確してと次の銘柄に乗り換えるため大きく利益を伸ばせない。
  • 市場が伸びているときは疑ってかかるので逆張りで小さな利益を取りに行って失敗。そのくせすぐに損切できず大損。

と、まあろくでもない投資家であることは明白。さすがにうすうすは感づいていたので、2年ほど前から、iDecoを始め、Nisaで高配当銘柄(JTオリックス)を購入し、幸いにもこれらはうまく含み益が出て、配当金ももらっています。これらは変に自分の判断で動けない(というか、売ることがない)ものだからです。
NISAでe-Maxis slimなど始めてみたが流石に世界的に株価が上がりすぎと思って近々含み損になると思って現金化してしまっています。いずれ暴落した時に開始したいとは思っているのですが・・・

さて、前置きはともかく久々に共感できる投資本に出合えたということで自分の『投資スタイル』というものを構築してみたいと思います。まず、エフナンさんのVE投資とは一言でいうと、

3~5年程度利益の成長が見込める銘柄に集中投資し、長期的な株価上昇を狙う手法』になります。

著書に中で言われている『バリュー発生パターン』とは、

  1. 本質的価値は変わらないのに株価が下がった。
  2. 本質的価値は拡大しているのに株価が下がった。
  3. 本質的価値は変わらないのに株価が上がらない。
  4. 本質的価値は大幅に拡大しているのに株価の上昇が追いついていない。
  5. 本質的価値が下がったが、それ以上に株価が下がった。

普通は、本質的価値と株価は連動するはずだが、例外的にこれら①~⑤のパターンが発生することがあるらしい。この現象をVE投資法を使って探し続けるのだそうです。これを多数のアナリストが分析している大企業から見つけることは困難なので小型株から見つけるのだそうです。

そして、次の3つで投資戦略をたてるそうです。

  • 小型株を買い向かう。
  • パニックを買い向かう。
  • 平均以上の想像力を獲得する。

まずは、エフナンさんの著書を何度も繰り返し読むことにします。そして、その間に投資資金を貯めて、銘柄を絞り込み、年に1度は訪れるであろうパニックを待ちます。ここが自分が一番できなかったことなんですが、投資するタイミングをじっくり待つことができないんですね・・・でもなんとか頑張ってみます。